2019年1月5日にアジアカップが開幕されます。 ロシアワールドカップで指揮をとった西野監督から森保監督にバトンタッチされて、親善試合以外では初めての大きな大会となります。 この戦いで日本は2年ぶりのアジア王者奪還へ向けて動き出すことになります。 アジアカップ日本代表メンバーにはどんな人物が選ばれるのか、また監督として指揮する森保氏とはどんな人物なのかなどの内容でお送りいたします。
アジアカップ日本代表メンバー
今回アジアカップに選出されたメンバーをご紹介していきます。
【GK(ゴールキーパー)】
東口 順昭[ヒガシグチ マサアキ](ガンバ大阪)
権田 修一[ゴンダ シュウイチ](サガン鳥栖)
シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)
【DF(ディフェンダー)】
長友 佑都[ナガトモ ユウト](ガラタサライSK/トルコ)
槙野 智章[マキノ トモアキ](浦和レッズ)
吉田 麻也[ヨシダ マヤ](サウサンプトン/イングランド)
佐々木 翔[ササキ ショウ](サンフレッチェ広島)
酒井 宏樹[サカイ ヒロキ](オリンピック・マルセイユ/フランス)
室屋 成[ムロヤ セイ](FC東京)
三浦 弦太[ミウラ ゲンタ](ガンバ大阪)
冨安 健洋[トミヤス タケヒロ](シントトロイデンVV/ベルギー)
【MF(ミッドフィールダー)】
青山 敏弘[アオヤマ トシヒロ](サンフレッチェ広島)
原口 元気[ハラグチ ゲンキ](ハノーファー96/ドイツ)
柴崎 岳[シバサキ ガク](ヘタフェCF/スペイン)
遠藤 航[エンドウ ワタル](シントトロイデンVV/ベルギー)
伊東 純也[イトウ ジュンヤ](柏レイソル)
中島 翔哉[ナカジマ ショウヤ](ポルティモネンセSC/ポルトガル)
南野 拓実[ミナミノ タクミ](ザルツブルク/オーストリア)
守田 英正[モリタ ヒデマサ](川崎フロンターレ)
堂安 律[ドウアン リツ](FCフローニンゲン/オランダ)
【FW(フォワード)】
大迫 勇也[オオサコ ユウヤ](ベルダー・ブレーメン/ドイツ)
浅野 拓磨[アサノ タクマ](ハノーファー96/ドイツ)
北川 航也[キタガワ コウヤ](清水エスパルス)
こうしてみると、国内組と海外組が約1:1の割合で選出されています。 またロシアW杯での日本代表の平均年齢が28.2歳だったのに対し、アジアカップで選出されたメンバーの年齢を平均すると26.2歳となります。 ロシアワールドカップのメンバーと簡単に比較すると、本田などの有力選手が日本代表から抜けた反面、長友は残っています。 メンバーの若返りはサッカーで勝つ上では必須項目ですが、若返りのリスクは攻撃力や守備力など以前と違ってどうなのかというリスクもあります。
森保ジャパンのアジアカップ開催までの試合結果
森保監督になってから、国際親善試合だけですがその試合結果は以下の通り。
2018年09月11日 日本vsコスタリカ 3-0
2018年10月12日 日本vsパナマ 3-0
2018年10月16日 日本vsウルグアイ 4-3
2018年11月16日 日本vsベネズエラ 1-1
2018年11月20日 日本vsキルギス 4-0
引き分けもありましたが、結果的には負けなしです。 特にFIFAランキング一桁のウルグアイに勝ったことが森保ジャパンの原動力になっているかもしれません。
アジアカップ日本代表メンバーを率いる森保監督とはどんな人物なのか
今回アジアカップ日本代表を率いる森保監督について少し触れておきたいと思います。
【森保監督基本情報】 森保 一(もりやす はじめ) 生年月日1968年8月23日 現役時代の所属チーム マツダ/サンフレッチェ広島(のちにベガルタ仙台へ)※レンタル移籍は含まず ハンス・オフト監督の下で日本代表メンバー入り
指導者としては元所属していたサンフレッチェ広島でもコーチから始まります。 監督デビューもサンフレッチェ広島が始まりでした。 監督としての結果は新人監督としてしかも1年目でJ1年間優勝を果たし、これはJリーグ史上松木安太郎以来2人目の記録となったのです。 日本人監督だからといって勝てない、この記録を見れば監督としての手腕は下手に海外の外国人を呼んで指揮をしてもらうよりはずっと良いと思われます。
アジアカップ日本代表メンバーに求められること
ロシアワールドカップより平均年齢としては若返りを果たしました。 しかしロシアワールドカップ並み、もしくはそれ以上の攻撃力と守備力が求められます。 勝つことは大事ですが、その過程でどんな選手が今後のワールドカップを担っていくのかがアジアカップを通して判明されると考えられています。 勝つことの重要性はもちろんのこと、1試合ごとの内容の精査した上で、今後の試合展開の運びが変わってくるのです。 アジアの国は欧米より弱いという認識も改めて常に挑戦者の気持ちで臨むことも大事です。
ロシアワールドカップで指揮をとっていた西野監督から森保監督へとバトンタッチしました。 そしてサムライブルーを背負う日本代表の平均年齢が多少若返りました。 あとは、アジアカップで良い結果を残し、次のワールドカップで過去最高の成績を残すために1試合ずつ全力をもって励むことが大事です。