2022/11/23(22:00)日本vsドイツのカタールワールドカップ第1戦が行われました。
今大会の優勝候補と言われている強豪ドイツ。ドイツに関してロシアワールドカップの際、予選敗退という結果で終わっています。逆に日本は前回大会は決勝リーグまで勝ち進んでいます。
日本の決勝トーナメントがかかった大一番!カタールワールドカップ屈指の好カードの結果を独自の視点で見ていこうと思います。
前評判ではドイツが圧倒的有利!
FIFAランキングではドイツが2022年10月現在11位、対する日本は24位とこの差は歴然。20位以内に入っている国はよく聞く世界の国の名前しか入っていません。
経験の差がやっぱり出てくるだろうと言われていました。過去戦績からドイツは優勝経験有り。日本はベスト16止まり。平均身長にも注目してみると、ドイツが約185㎝、日本は約180cmで5㎝の差ができる為、日本の選手は5cm高くジャンプをしなければならなくなりスタミナもその分使ってしまいます。
実際の試合結果を簡単に解説
日本の布陣は4-2-3-1で試合開始となりました。前半開始早々にボールを奪って前田のゴールかと思いきやオフサイドの判定!前田もなんとなくわかっていたような素振りでした。前半はこの後、ドイツにペースを握られ30分過ぎにとうとうドイツに1点を許してしまいました。1点リードのまま前半終了となりました。
運命の後半戦は久保に代えて冨安へ。3-4-2-1へ布陣を変更していきました。後半はオフェンス人数が増えた為前半よりま攻撃的なイメージになりました。11分には前田・長友から三苫・浅野へ交代。後半ビックチャンスが巡ってきます。27分遠藤から伊藤のシュートでGK弾いた所を酒井のシュート!惜しくもゴールバーの外へ。その後立て続けにチャンスが巡ってきます。均衡が破れます。三苫から南野のシュートでGK弾いた所に堂安シュートでゴール!待ちに待った同点ゴールです!!更に37分板倉から裏を取った浅野が上手いトラップからそのままゴール!ここへきて逆転しました!そのまま試合は終了となり、日本は2-1で強豪ドイツを破りました。
ドイツ戦勝利のポイントは
①後半早々攻撃的布陣への変更により前線でボールを奪える回数が増えた事。
②後退した選手がしっかり役割を果たした事。
次戦への課題も
ドイツ戦は身長差もありボールを持たれてしまう時間が長すぎた為、スタミナがもたず簡単なプレーでもボールを見失ってしまう事がみてとれました。FWとMFの距離がありすぎてその間でドイツがプレーをする時間がかなりあったようにも思えます。この中盤がうまく機能すれば、多少なりもう少し楽なプレーができるんじゃないかと思います。
ドイツ戦MVP・BADMVP
MVPはやはり遠藤・伊藤・三苫・浅野・(解説者本田)!
中盤で攻守にわたって遠藤はよかったと思います。伊藤は最後までしっかりサイドアタッカーとして走ってくれたと思います。三苫・浅野は途中交代にもかかわらず、攻撃の底上げができて結果逆転することができたと思います。解説者本田はやはりプロで現役なので試合運びの流れや、選手の特徴をうまく理解していて解説自体には問題がなく昔からそうでしたけどズバズバモノ言うタイプだなと思いました。
BADMVPは板倉。
ドイツ戦は板倉かな。と思います。ドイツのPKの場面だと酒井のフォローをすべき場面と思いましたがボールウォッチャーになりすぎかなと、ドイツの2点目オフサイドでしたけど完全にウォッチャーになっています。次戦はコスタリカ戦なのでここが良くなれば得点圏に相手選手が入れなくなるんじゃないかなと思いながら期待しています。