サッカーワールドカップアジア地区最終予選
2017年3月23日に日本代表はUAE代表と対戦しました。
スタメンはGK川島永嗣、センターバックは不動ともいえる森重真人、吉田麻也、
サイドバックは左に長友佑都、右に酒井宏樹。
アンカーに山口蛍、インサイドハーフには代表の顔の香川真司と今野泰幸で、
1トップ大迫勇也で左右に原口元気、久保裕也の布陣です。
長谷部誠が離脱したので、ゲームキャプテンにはDFの要である吉田麻也が務めました。
UAEのホームということもあって、前半はじまったばかりは相手の選手の動きも良く、
どこから崩せるんだろう?と思うほどでした。
パスを出すスポットを見つけるのに大変なのか、度々最終ラインまで戻すシーンが見受けられました。
しかし前半14分、右サイドでボールを受け取った酒井宏樹がスルーパスを出すと、
久保裕也がボールをキープします。
そのまま持ち込み、あまり角度のないポジショニングでしたが、ニアのゴールポスト脇を抜けるシュートを放ち、日本が先制しました。
ただUAEにもビッグチャンスが訪れ、前半も中盤にさしかかる頃、日本陣内でボールを奪ったUAEの選手がスルーパスを出します。
これを通されてしまい、キーパーと1対1のシチュエーションを迎えるのですが、キーパーの川島がブロックして窮地を切り抜けました。
後半51分、大迫がポストプレイで体勢はめちゃくちゃになりながらも久保にボールをつなげると、久保はファーサイドへクロスします。
一番外側で待ち受けていたのは今野で、胸を上手につかってコントロールしシュートし、ゴールが決まりました。
リードが広がり、UAEも積極的に攻めてきますが、思いのほかスコアは動かず、
2-0で日本代表がUAE代表に勝利です。
前回日本のホームで負けた相手で、今回はホームではなかったので、厳しい戦いになると思っていました。
しかし早い時間帯で先制点がとれたので、応援しているサポーターとしても、
だいぶラクな気持ちになれましたねただ前半20分にキーパーと1対1に追い込まれたシーンと、後半開始早々にUAEの左サイドからのクロスは危険でした。
キャプテンの長谷部誠が欠場で心配された中盤のディフェンスも、抑えるところはしっかり抑えていたのが印象的でした。とくに日本にとっては危険な存在となるUAEのエースともいえるオマル選手に決定的な仕事をさせなかったことが、大きかったです。