FIFAワールドカップアジア最終予選日本vs中国戦 結果について独自解説

2024/9/5にFIFAワールドカップアジア最終予選の初戦、日本vs中国戦が埼玉スタジアム2002で行われました。

最終予選だけに負けるとワールドカップ本戦への出場が遠のいてしまいます。。

サッカー日本代表には圧倒的な決定力で勝利してほしいところです。

今回は日本が中国相手にどのように立ち回ったのか、独自に解説した内容をお届けします。

直近5試合結果では日本が中国を圧倒

2024年7月時点でFIFAランキングは日本が18位で中国が87位です。

単純にFIFAランキングだけではチーム全体の勝敗における調子が不明なので、直近5試合の結果をみると、直近5試合では日本が4勝1敗、中国は1勝2分2敗となっています。

つまり、日本の方が勝率は高いため、チーム全体としては好調といえるでしょう。

実際の試合結果を簡単に紹介

FIFAワールドカップアジア最終予選は、1つでも負けてしまうと勝ち点がもらえず本戦への出場が難しくなってしまいます。

本戦出場へ向け勝つために、スタメンは主将の遠藤航を筆頭に、ワントップで上田綺世、その後ろに三笘薫、南野拓実、久保建英、堂安律を起用し、3-4-2-1というフォーメーションです。

GKは鈴木彩艶で日本のゴールを守ります。

注目の伊東純也は控えとなっている点に注目です。

前半開始早々に日本が主導権を握る展開となります。

序盤の展開は三苫選手や久保選手が味方に供給する形で攻め立てるも、なかなか味方と合わずゴールとはなりませんでした。

ただ、前半10分に敵陣PAの右側外の久保選手が左足で中央へクロスを入れ、堂安選手が低い体勢から頭で合わせるも、GKのファインセーブで先制とはならず…。

しかし、前半12分に左CKからキッカーの久保選手が左足でクロスを供給し、遠藤選手がヘディングでゴール左に決め、先制点を挙げ見事なゴール!

その後、先制点を取られた中国は攻勢に出て、前半17分にCKを獲得しても、ボールが日本代表にクリアされ得点できず、前半18分にはイエローカードをもらう始末となってしまいました。

中国の攻勢もつかの間、前半20分以降は日本が再び主導権を握り、攻勢を仕掛けます。

前半33分に町田選手のパスを受けた上田選手がPA左側から折り返し、相手DFに当たって浮き上がったボールに見方が詰めるも、ゴールライン際で相手GKにセーブされてしまいます。

一度はVARチェックが入ったものの、ゴールラインを割ったという判定とはならなかったためゴールは認められませんでした。

ただ、前半アディショナルタイム中に右サイドの久保選手のバックパスを受けた堂安選手が敵陣PA中央へクロスを供給し、三笘選手がヘディングで逆のサイドネットに叩き込み、ゴール!

日本に貴重な2点目が入りました。

前半が終了し、日本は2-0で折り返します。

後半も終始日本が主導権を握る展開となります。

早速後半7分に、南野選手が三笘選手とパス交換してPA左へ攻め入り、相手DFを華麗にかわしてから、右足でゴール右に決めてゴール!

後半が始まってから追加点を得ました。

さらに後半13分、町田選手から上田選手へパスを送るが、残したボールを受けた南野選手がPA中央に持ち込み、右足でゴール右に流し込む形で追加点!

この時点で日本は4-0となりました。

悪い流れを断ち切りたい中国は後半16分に一気に3枚のカードを切る形で選手交代に踏み切るも、大きな効果は得られず、ゲームが進んできます。

日本が主導権を握る展開は変わらず、後半32分に三苫選手に代わって出場した伊東選手が右サイドにいた久保選手からパスを受け、敵陣PA右側から左足でシュートして、相手選手に当たるも、そのままゴール左隅に転がる形で代表復帰後初得点を挙げました。

日本の勢いはこれにとどまらず、後半42分に右サイドから伊東選手が敵陣PA中央へクロスを送ると、前田選手がヘディングで合わせてゴール!

ダメ押しで後半アディショナルタイム中にはPA左の伊東選手から中央にいた久保選手へパスを送ると、左足で豪快なシュートを放ち、7点目となるゴールを決めました。

試合は終了し日本は7-0で中国に圧勝しました。

試合の勝利を決定づけたポイント

結論から言えば、前半で日本が先制点を挙げたことに尽きます。

序盤から日本が主導権を握っていましたが、途中で中国に主導権を奪われかけた場面もありました。

さらに前半終了間際のアディショナルタイム中に日本が2点目を入れたことが、後半が始まる前に試合を有利な展開に持ち込むきっかけとなったのです。

その証拠に後半では一挙5得点を挙げました。

特に後半開始7分で南野選手が得点し、後半13分にも南野選手が得点したことで勝利を決定付けたと言えます。

結果的には主要な攻撃陣である三笘薫、南野拓実、久保建英などがそれぞれ得点したことで、日本が勢いづいたのは間違いありません。

また、伊東純也にも得点が生まれたのも今後に活かせるので、実質的に後半は日本のワンサイドゲームだったと言えるでしょう。

まとめ

日本は中国に7-0で圧勝しました。

勝ち点3を獲得し本戦出場へ向けて一歩前進しました。

次の相手はバーレーンです。

ただ、アウエーでの戦いなので厳しい展開も予想されますが、日本代表が全力を出し切れば中国戦の時のようなパフォーマンスで得点してくれることでしょう。