2018/6/25(0:00)に日本vsセネガルのロシアワールドカップサッカー第2戦が行われました。
これまでの親善試合を含む国際Aマッチ全試合の対戦成績は0勝1分2敗と一度も勝っていません…。でも今の日本代表ならこの間のコロンビア戦の時のように勝てると信じています。
果たして勝つことができるのでしょうか?
また今回の試合キックオフ時間は日本時間で真夜中の時間帯となってしまったことにより別な意味でも『戦い』が生じることになるかもしれません。
日本はセネガルに勝つことができたのか、その他さまざまな視点から独自に分析したものをお届けします。
セネガルは格上の相手だが日本と似ている部分がある
セネガルはFIFAランキングでいけば27位と格上の相手です。
セネガルは西アフリカにある国で国民の半数が貧しい生活を送っています。でも日本と似ていてセネガルには『テランガ』と呼ばれるおもてなしの精神があります。それゆえに試合終了後に自分たちのゴミを拾って片付けている姿がテレビで流れていました。日本のやり方を真似たのか、もともと同様なことをしていたのかまではわかりませんが…。
実際の試合結果を簡単に解説
運命の第2戦が始まりました。
これに勝利すればほぼグループリーグ突破が確定する大事な試合です。序盤はセネガルが攻勢を仕掛け、日本が守る形になりました。前半11分に相手のシュートを受けボールを川島が受け止めきれずに跳ね返ってそれをマネに決められ先制されてしまいました。その後、日本は立ち直り攻勢に転じます。そして前半34分に柴崎の精度の高いパスに長友が反応し乾へ、そしてギリギリのコースでシュートしてゴール!日本は同点に追いつきました。
そして後半に突入し、日本は前半よりも果敢に攻めていきます。
大迫がヘディングでゴールを狙うもキーパーの正面で阻まれ、柴崎が大迫にボールをパスするも大迫は合わせられずボールはスルー…。最大の得点チャンスを失ってしまったかっこうです…。今度は相手の反撃に遭い、後半26分に自陣のゴールエリアでボールをうまくカットできずその隙にボレーシュートを決められてしまい再び1点リードされてしまいます。
そこで西野監督は後半27分に香川を変えて本田を投入し、数分後には原口を変えて岡崎を投入します。それが功を奏したのか後半33分に大迫が岡崎にボールを送るもキーパーに阻まれこぼれたボールが乾へ行き、乾がそれを戻して本田が決めて同点ゴール!!!これで何とか五分に戻しました。試合終了までお互いに攻防を繰り返し、引き分けという形で互いに勝ち点1を獲得したわけです。
個人的にはあそこで大迫が決めてくれれば勝っていたシーンだと思っています。
人によって変化する『もう1つの戦い』
戦っているのは選手だけではありません。日本vsセネガル戦は日本時間で午前0時という真夜中に行われた試合なので、人によっては『もう1つの戦い』を演じていたと思います。
どんな戦いだったのか、そしてその影響とは如何に!?
眠気との戦い
まず考えられるのがこれです。
眠気です。
でもサッカーの試合をみて興奮してアドレナリンが放出されれば眠気はその場においては消えます。しかし、サッカーの試合が終わった後に一気に眠気がどっと来る人もいますのでね。自宅で観戦しているのであればその後にベッドに横になれますが、わざわざスポーツバーなどに行って観戦した後の帰り道、車を利用するのであれば居眠り運転の注意が必要です。
子供が観戦していたら学校があるので…
大人であれば観戦しても問題なさそうですが、子供はそうはいきません。特に義務教育であえる小中学生は午前0時からサッカーの試合を観戦して試合終了時刻になる午前2時、興奮が冷めてようやく眠りにつけるのが午前3時だとすれば、家が学校から近い人以外であればわずか4時間ほどしか眠ることができないわけです。朝起きて朝食を食べ、移動時間のことも考えればそうなります。
教育面から考えれば日本vsセネガル戦のリアルタイム観戦は子供にはおすすめできない時間帯と言わざるを得ません…。
サッカーファンの心理VS平日の仕事(大人の場合)
これは迷い惑いますね。
寝不足の状態で月曜日から仕事のパフォーマンスが低下していれば、迷惑をかけてしまう恐れがあります。例えばトラックの運転手であれば寝不足によって引き起こされる交通事故といった危険な状態に陥ってしまう可能性もあります。サッカーファンであれば当然試合をリアルタイム観戦したいのでそこは譲れないと思います。
でも寝不足が原因で多くの方に迷惑をかけてしまうことは許されるものではありません。それ故にこの時間帯の観戦には『葛藤』が生じても不思議ではありません。今回の日本vsセネガル戦はリアルタイムで深夜帯に放送されました。
結果的には引き分けに終わりました。
それによって人によっては『眠気との戦い』あるいは『心の葛藤』が生じていることでしょう。大人の皆さん、明日がお休みで誰にも迷惑をかける心配がなければ真夜中に観戦していても私は問題ないと思います。